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クリニックで働く医師

当院でご勤務いただいている医師のインタビューです。

「オンライン診療だからできる、精神医療における新しい仕組みの可能性」女性医師が語る、ウィーミートで働く魅力<精神科・須河めぐみ先生>

「オンライン診療だからできる、精神医療における新しい仕組みの可能性」女性医師が語る、ウィーミートで働く魅力<精神科・須河めぐみ先生>



須河 めぐみ先生

札幌医科大学医学部医学科卒業後、精神科医として札幌医科大学附属病院や釧路赤十字病院などにて勤務し、精神保健指定医を取得。2024年2月からウィーミートでの常勤医師として勤務を開始。現在は週4日、オンライン診療にて勤務。

なぜ精神科の医師になろうと思われたのでしょうか?

なんだか恥ずかしいですね(笑)就職氷河期世代で大学卒業をしても就職できないと言われていたので、確実性の高い資格職を考えました。もともと心理学や精神医学に興味があって、学生時代から勉強をしていたのもあって、学びやすかったのもきっかけです。医師になってからは札幌医科大学に長く所属していたのですが、夫の勤務の都合で少し日本を離れ、その後東京に戻ってきてからは都心部の病院で勤務していました。

数々のクリニックを経験されてきたのですね。そんな中、ウィーミートで働くことになったきっかけは?

求人サイトで見つけたのがきっかけです。週4で働きたいなと思っていて、他のクリニックもいくつかあったのですが、対面診療は通勤が少し大変なのと、今在宅ワークの人がすごく多いので、こちらの方が時間も取れるし働きやすいのではと思いました。精神科であればオンライン診療における患者さんのデメリットもほとんどなく、医師にも患者さんにとってもポジティブなことだと思い、ウィーミートで働くことに決めました。

実際に働かれてみて、対面診療とオンライン診療とで、何か違いなどは感じましたか?

以前は都心部の病院で勤務していたのですが、患者層はかなり近いと感じました。どちらも、20-30代がメインで、発達障害や適応障害などで受診される方が多かったです。オンライン診療では、ビデオ会議システムが使えたりオンライン決済ができたりなど、オンラインの仕組みをスムーズに理解してくれる方が多いと思います。ただ、疾患の違いはあまり感じませんでしたね。



オンライン診療における不安や難しさはなかったでしょうか?

みなさん利便性を一番に考えて受診されていると思うので、お待たせしたり、締まりのない診療になってしまうとニーズを満たせないなと感じていたので、時間制限の中でうまくできるのかなという心配はありましたね。

実際に働いてみてからは、オンラインだから難しくて、対面だったら簡単ということは別にないと思いました。ただし症状としてどうしてもオンラインで対応するのが難しいケースがあるので、そういった場合は「対面の診療という選択技もありますよ」と提示させていただきます。無責任になってもいけないですし、リスクがある方を診るのも適切ではないので、匙加減というか線引きが難しいです。

ただ、医療秘書がいて患者さんと1対1ではないのと、患者の方も自宅からなので心理的な余裕が生まれるからか、診察でのやりとりが感情的にならずに安定する傾向が強いと感じました。。ウィーミートは医療秘書が必ず陪席してくれて、カルテもしっかりとってくれるので、医療秘書の存在は、心理的にも作業的にもものすごく重要に感じています。



ウィーミートで働く魅力はどんなところですか?

オンライン診療という仕組み自体が、精神医療において今までできなかったことを実現させていると思います。

例えば内科だと検査結果を用いて、肝機能が良くなった、血糖が安定した、と外から見ても効果が見えやすいですが、精神科は効果が見えにくいです。本人が良いと言っていても、実際状況は何も変わっていなかったり、ただお薬が欲しいから通っていたり・・・。医師と患者の1対1の関係で、適切に効果判定がなされないまま治療が密室化してしまうリスクもあります。

オンライン診療ではガイドライン上での処方制限もありますし、上限を超えた量の処方や、むやみに多剤併用することはありません。いろんな地域の患者さんが利用していますが、オンライン診療で全国に均一にスタンダードな医療として、誰からもアクセスできる位置に標準治療のあり方として広まっていけば、精神医療の質の底上げに貢献できるんじゃないかなと思っています。

あとは、オンラインと対面での仕組み的な違いもあり、診療時間が細かく決まっているためにカウンセリングのような形で医師が長時間をかけた心理治療をしていくことは不可能です。どちらが良いとか悪いとかではないですが、メリットもあると思っています。たとえば整形外科では、診断と治療方針の決定を医師が行い、実際のリハビリを理学療法士が行うといった分業で患者さんをサポートしていると思います。精神科でも診断や方針の決定、薬物治療は医師が、心理カウンセリングはカウンセラーが、と分けることにより、治療の透明化や質の維持に繋がっていく利点があると思っています。

精神科には非常にいい仕組みというか、今まで作ろうと思ってもできなかったことがオンラインだからできているというのもあると思います。

現在、ウィーミートでどのような働き方をしていますか?

この1ヶ月間、すごく快適に仕事させていただきました。家に重たい病気の猫がいるのですが、在宅なのでケアに関しては心強いです。通勤もないですし、家にいてリラックスした状態で仕事ができるので、こちらの心理的な余裕もやっぱり大きいかなと思います。疲れて、緊張した状態ではなく、自分のエリアでお話を伺えるので対処しやすいです。

ウィーミートでの勤務を検討されている医師の方に一言お願いします。

家庭をお持ちでしたり、お家にいる時間が長い方が良いという方にはすごく合っていると思います。システムをきちっと構築してくださっていて、診療上でも相談したいことをすぐに相談できる体制をとっていただいていますし、医師間の患者さんの引き継ぎで困ることもないです。

標準治療で基本を大事にしたい人だと良いのかなと思っています。



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医療秘書チーム 波戸 麻樹さん

医療秘書チーム 波戸 麻樹さん



医療秘書チーム 波戸 麻樹

救急病院にて救急などの看護師を経験したあとに、訪問看護施設の立ち上げスタッフとして従事。その後、自身で訪問看護事業を立ち上げる。オンライン診療に興味を持ち、医療秘書の立ち上げスタッフとして現職。

日々のオンライン診療を支える、ウィーミートの医療秘書チームをリードしていただいている波戸さんに、オンライン診療における医療秘書という新しい仕事を立ち上げるまでの苦労や、今の仕事のやりがいについてインタビューをさせていただきました!

今までのご経歴について教えてください

看護師学校を卒業後、地元の救急病院にまずは就職しました。最初のうちは泌尿器科で勤務していましたが、偶然人手が足りず救急にヘルプで入った時に、救急の仕事に非常にやりがいを感じて、自ら希望して救急にいきました。患者さんの命を救わなくてはいけない緊張感と、その後回復していく様子を見ていくことにやりがいを感じていましたね。
その後、内科に転向になったのですが、内科は救急に比べると患者様の回復の度合いなどを感じられる機会が少なくなり、また病院勤務自体は楽しかったですが、少し組織に疲れてしまったというのもあり、病院を退職しました。
病院以外の仕事を探している中で、在宅専門の訪問診療クリニックが立ち上げスタッフを募集していたのをきっかけに、訪問看護を8年ほど行いました。その後、自分でもやってみたいなと、訪問看護事業を立ちあげました。今はだいぶ立ち上げも落ち着き、一緒に任せてる方が色々できる方でもあるので、自分がやる必要がなくなって(笑)面白い仕事がないかな?と思っていたら、オンライン診療の募集を見つけて、それがウィーミートで働くきっかけですね。

看護師という職業を中心にいろんな診療科に携わっていらっしゃいましたが、それぞれどういったところに面白さを感じたのですか?

救急は命を助けている、という感覚を非常に強く感じましたね。治療をしなきゃ死んでしまう!という危機感を感じましたね。一方で、在宅の場合は家の中で過ごせるという自由度を感じました。苦しまずに最後まで看取ってあげる、というところが、ゆったりしてるし患者さんも病院にいるよりも、にこにこしているように感じて、より人間らしいなと感じました。病院だと決められた時間にやるべきことが決まってますが、家の中だと好きなことができますし、そういった空間も含めて良いなと感じました。

いろんな診療科を経験されていますが、共通のやりがいはあったのでしょうか?

やっぱり、自分の想いとしては患者さんが第一、という点がありますね。一人一人に沿ったケアをしていきたいと思っています。病院だと治療にフォーカスが当たりますが、在宅はまた違った形が叶えてあげれる点はありました。患者さんの希望に沿ったことを、それぞれやってあげたいなと感じましたね。

ウィーミートに入職を決めたのはどういうきっかけだったのでしょうか?

訪問看護で少し手が空いた時に、何かないかなと探してる中でオンライン診療の医療秘書の募集を見つけました。完全に在宅でできるというところもあって、軽い気持ちで受けてみました。入ってみたら、その時は医療秘書のメンバーも他に1名しかおらず、1から立ち上げるという時で・・・オンラインってこんなに大変なんだ・・・と思いましたね。それからはもうずっと大変なことの連続で、あっという間に時間がたっていました(笑)

オンライン診療という新しい診療スタイルで、医療秘書という業務や、テレビ会議システムなどを使った業務フローを構築されるのは、本当に苦労が多かったんじゃないかと思います。 具体的には、どういったところに苦労されましたか?

業務を組み立てるところもそうですが、患者さんとのコミュニケーションでしょうか。オンラインならではというところで、対面との違いに大変さを感じました。直接患者さんとふれあえないし、陪席の中で患者さんと個別に十分なコミュニケーションをとるという時間はあまりありません。精神科という診療科目の特徴的に、人によっては心理的な負荷から心を閉ざされてしまっている患者さんもいらっしゃる。実は、2年以上働いていますが、患者さんとの関わりについては、いまだに悩んでたりします。

そんな中、波戸さんがウィーミートで働き続ける理由はなんなのでしょうか?

医療秘書チームのみんながいるから、というところが一番大きいです。あとは、院長先生を始めとした先生方との関係性や、提携先の開発の方やカスタマーサポートの方との関係性も、それぞれが凄く良いことに救われてます。病院時代は、院内のいじめとかも経験していたのですが、今のウィーミートでは言いたいことがあったら言えるし、そう言う職場だと思っています。否定せずに聞いてくれる、話を聞いてもらえるスタッフがいるのが、助けてもらってるなと感じるし、メンバーの方も助けてあげたいなと思っています。

今のチームの体制を教えていただいても良いでしょうか?

今は医療秘書のチームだけでも20名を超える人数になってきてます。チームの体制としては、自分の他にメンターが3名いて、メンバーの方の質問に答えたり、診療時のサポート体制を作っています。 自分自身が医療秘書を始めた時は医療秘書も先生もそれぞれ2名だけで、診察もある日もない日もありましたが、先生が増えるにつれて、医療秘書も増えて、、、あっという間に、20名を超えるチームになりましたね。

医療秘書のメンバーとして、ウィーミートで働くやりがいはどんなところでしょうか?

ここまではできるライン、というのを決めて、みなさんを引き上げていきたいなと思っていますので、医療秘書としての基礎的なカルテの取り方などは学んで頂けると思っています。研修もかなり手厚く設けていますね。
あとは、先生とバディみたいな関係性を作ってコミュニケーションをとってもらえることや、患者さんの気持ちに寄り添うことで患者さんの治療に貢献しているというやりがいを感じていただける点もあると思います。
医療秘書の仕事は、陪席して診療時のカルテ記載だけ、ではあるんですが、患者さんへの寄り添いの気持ちがあるだけで、接し方に違いがでてくるんです。実は、患者さんからのアンケートでも、「医療秘書さんが優しく接してくれて嬉しかった」といったような記載があったりもして、そういうことがあった時は小躍りして喜んでますね(笑)

入職を検討されているメンバーの方へ一言お願いします!

患者さんとのコミュニケーションは比較的少ないのですが、逆に普通の病院とは違って医師の方とコミュニケーションが取れるのが特徴的です。患者さんのテレビ会議室への入室までの時間にプライベートなことを話したりもするし、医師と信頼関係を築きながら働いていけるクリニックはなかなかないなと思います。先生もみなさんとても優しいです。
オンライン診療という新しい医療の形を経験されたい方、仕事に責任感をもって、患者さんに寄り添って仕事をしたい方にぜひ入社頂きたいです。

お待ちしてます!

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